Webサイトの対応ブラウザとは?

「対応ブラウザはどうしますか?」
WebサイトやLPの制作をWeb制作会社に依頼したときに、このような質問をされたことはないでしょうか。

「ブラウザ」とは、「Google Chrome」や「Internet Explorer」「Safari」などを代表とするインターネット閲覧用のソフト(アプリ)のこと。
ですので、「対応ブラウザ(ターゲットブラウザ)はどうしますか」という質問は、要は、「これから制作するWebサイトをどのブラウザで正常に見られるようにしたいのか」の確認となります。

一般的には制作会社がオススメする対応ブラウザにしてしまえばよいのですが、法人の場合、自社で使用している機材や業務システムの都合で、既にメーカーサポートが終了しているブラウザでの閲覧を可能にしなければならない場合もありますので、あらかじめ、自社の情報システム担当者に確認をしておくとよいでしょう。

2020年1月のオススメ対応ブラウザは?

対応ブラウザはブラウザの利用者数を基準として決めていくのが一般的です。
ブラウザ毎の利用者数(利用割合)は、調査会社が定期的に発表しているブラウザシェアをチェックすることで確認できます。
2019年12月であれば、各ブラウザのシェアは下記の通りとなります。

  1. Chrome 66.64%
  2. Firefox 8.36%
  3. Internet Explorer 7.44%
  4. Edge 6.74%
  5. Safari 6.02%

Chromeが圧倒的なシェアを持っており、Firefox、Internet Explorer、Edge、Safariがよつどもえになって残りのシェアを奪い合っている様子が見て取れます。
さすがにシェア5%以下のブラウザは無視してもよいと思われますので、現状、対応ブラウザは、これらの5つのブラウザとしておけば良いと言えます。
また、Internet Explorerを除く4ブラウザについては自動更新機能があるため、最新バージョンのみ対応というスタンスで済むのも利点です。

現在、Webページの閲覧数においてPC以上となってきているスマホに関しては、iPhoneはSafari、androidはChromeがほぼ標準のブラウザとなっているため、この2つに対応しておけば問題ないと言えます。敢えて言えば、iPhone用のChromeも対応ブラウザに加えておくとさらに盤石だと言えるでしょう。

ブラウザの最新トピック

最近のブラウザに関するニュースで、最も大きなものと言えば、EdgeがWebページの表示に用いる中核プログラムをChromeと同じ「Chromium」に変更したというものがあります。

Chromiumベースになった新「Microsoft Edge」が配信開始 ~国内での自動更新は4月1日から
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229530.html

これにより、表示のクセや不具合などがChromeと同等になるため、Web制作会社としては動作検証の手間が減らせるという利点があります。
と言っても、最近のブラウザは挙動が素直なものが多く、かつてのInternet Explorer6のようにブラウザのバグが原因で表示崩れを起こしまくることは減っていますが。

また、中国企業に買収されることで存続していたOperaに暗雲がというニュースも……。

Opera Softwareが最大876%の暴利ローンアプリで不正に荒稼ぎしてたことが判明、摘発されればOperaブラウザ終了の可能性も
https://gigazine.net/news/20200120-opera-loan-app/

Operaも一時期は存在感があるブラウザでしたが、ブラウザ同士の苛烈な競争の中ですっかり影が薄くなってしまった感があります。
汚名と共に消えていくのは残念ですが、これも時代の流れというものなのでしょうね。

思えば、現在のブラウザの祖先と言える「NCSA Mosaic」から「Netscape」、Windowsへの同梱がヨーロッパで独占禁止法に引っかかるとされた「Internet Explorer」とトップシェアを取るブラウザは次々と変わっていったものです。
現在、断トツのシェアを誇るChromeもいずれはその座を譲ることになるかもしれませんが、その頃のネットシーンはどのようになっているのでしょうね。それを考えると、楽しみのような、怖いような何とも言えない気持ちになります。

執筆者:M.S