新型コロナウイルスよりも怖いもの

最近、巷をにぎわかせているものと言えば、「新型コロナウイルス」ですね。

コロナウィルス自体は、通常の風邪の原因の4分の1ほどを占める一般的なウィルスなのですが、今流行しているものは新型であるため、ワクチン等が存在しておらず、予防しづらいのが問題とされています。

世界保健機関(WHO)によれば、新型コロナウイルスの基本再生産数(一人の患者が何人に病気を感染させるかを表す数値)は1.4~2.5と推測されており、感染力自体は季節性インフルエンザ(基本再生産数2~3)よりやや低いといったレベル。
現時点での新型コロナウイルスを原因とする肺炎での死亡者は、元々持病を持っていた高齢者が大半であるため、そこまで心配する必要はないという意見もあり、おそらくはそれが正しいのだと思われます。

ただ、ウィルスというものは突然変異し、強毒化する可能性があります。
また、現在、新型コロナウイルスで入院している患者達の年齢層を見ると、25歳~49歳と青年・中年層に偏っており、一般的な疾病での罹患状況(免疫や抵抗力が低い子供や老人が多く病気にかかる)とは異なる傾向 ―まるでスペイン風邪のよう― を示しているという情報もあり、油断は禁物と言えるでしょう。
まあ、さすがに小説・映画「復活の日」のMM-88のレベルまではいかないでしょうけれど。

本当に怖いものとは

ニュースバリューの強さもあり、情報を目にする機会が多い新型コロナウィルスですが、アメリカでは、実はそれ以上に怖い病気が流行っています。
そう、インフルエンザです。
毎年流行する病気であるため、感覚が麻痺している人や団体も多いですが、疾病管理予防センター(CDC)の発表によれば、アメリカにおける2019~2020年シーズンのインフルエンザ感染者は、少なく見積もっても1500万人以上に達しており、入院患者は140,000人、死者は8,200人以上と推定されています。
まさしく、新型コロナウイルスよりも桁違いに凶悪な病気であるわけです。

また、ここ数年、日本で再注目されるようになった麻しん(はしか)ですが、基本再生産数は12~18と桁外れの感染力を持つ上、中耳炎、肺炎(死亡率は30%以上!)、脳炎などの合併症もある非常に恐ろしい病気だったりします。
はしかはワクチン接種で予防できる病気ですので、積極的にワクチンを打っておきたいですね。
と言いつつ、私は住んでいる自治体からの接種補助クーポンが未だに届かないので、まだ打っていないのですが😂

こうして色々と見てみると、本当に怖いのは、報道される情報の偏りと情報を受け取る側の無知、無関心なのかもしれないと思えますね。

これは病気に限らず、他の分野でも同様で、当たり前のように見過ごしているものの中に重要な事柄が含まれていることも珍しくありません。
本当に大事なことを見逃さないためにも、常に情報収集のためのアンテナを広げ、時にはあって当然のものと積み残してきたものを振り返り、再検証するようにしていきたいものですね。

最後にちょっとした豆知識ですが、インフルエンザなどの感染症を予防するには、手洗いに加えて洗顔も有効だと言われています。
私の知り合いのお坊さんは、仕事柄休めないことが多いため、外出後の手洗い、洗顔を徹底しており、その効果あってか、何十年も風邪をひいていないそうです。
女性の場合、化粧の絡みもあって難しいかと思いますが、こういったよい習慣はなるべく見習っていきたいですね。

執筆者:M.S